《幻のキノコ『冬虫夏草』について》
冬虫夏草は、学名『コルディセプス・シネンシス』と呼ばれるコウモリ蛾科の幼虫に寄生したキノコです。
本物の冬虫夏草は、チベット高原(平均標高4000m)にのみ派生します。
厳しい自然環境下であるがゆえに採取量も少なく、今日でも貴重品です。
有名な漢方医学書『本草従新』には、「冬虫夏草は、人間の生命エネルギーを生み出す源で身体を強壮させる」と紹介されています。
●冬虫夏草の効能について
①肺や腎臓に有用!
冬虫夏草は、肺経(呼吸器系)と腎経(氣力・生殖系・免疫系)の疾病に特効性があります。
中国では他の生薬と組み合わせて、肺気腫や喘息の根本治療によく使われています。
②抗腫瘍作用!
冬虫夏草には、抗腫瘍成分である「エルゴステロール・パーオキサイド」が含まれています。
また、壊れたDNAを修復する「コルジセピン」という物質も含まれています。
コルジセピンは、ガン細胞を健全な細胞に作り変えて、治癒を促す働きを持っているのです。
③免疫系の活性化作用!
1992年、上海医科大学の研究報告により冬虫夏草抽出物により、NK(ナチュラルキラー)細胞が劇的に活性化することが明らかになりました。
冬虫夏草の作用は、病気に由来する自覚症状を緩和し、自己治癒力が高まることでガン細胞と拮抗できるようになり、延命効果が飛躍的に高まると考えられています。
④アンチエイジング効果!
ガンは加齢病の側面があります。若い時には遺伝子が病巣化しても、NK細胞がすかさず攻撃し破壊するためなかなか発病には到りません。
ところが、加齢とともにNK細胞の活性が低下し、病巣細胞の破壊が出来なくなってしまいます。そのため、イレギュラーな細胞がどんどん増殖し、ガンが発病すると考えられています。
つまり、病を克服するためには、細胞を活性化して老化現象を防ぐのが一番有効なのです!
冬虫夏草は、アンチエイジング(=抗加齢)作用が高いことでも大変定評があります。